定規の日記

色んな思った事を書くだけ

ラスアスpart2、ネタバレあり

ラストオブアス2の発売を待ち続ける事約5年。

発売までめちゃくちゃ長かったなぁと思っていたのに、ほんの数十時間とあっという間にゲームクリア。

楽しい時間なんてすぐ過ぎ去ってしまうのだなと、改めて思う。

 

さて、色々な所でラストオブアス2の賛否両論が行われている昨今。

前作から直接繋がるストーリーなので、前作に思入れがあればあるだけ心が滅多打ちにされる事になるのは間違いない。

前作はプレイヤーがジョエルに対して感情移入する様な描かれ方だったと思うので、そのジョエルが訳も分からん謎のアビーとかいう女に撲殺されたら誰だってエリーと同じ様な気持ちになる。

そういう点ではエリーへの感情移入にジョエルの死が使われたという見方も出来る。

ラスアスの主軸とも言うべきジョエルをこんな簡単に、こんな形で退場させてしまったノーティへの不満が世界中にウイルスの如く蔓延しているのも事実だし、復讐の物語よりもジョエルとエリーの旅をもう一度観たかったという意見も分かる。

 

アビーに関しては正直俺も操作時間長いなと感じた。

早くエリーをプレーさせてくれと。

でも、あのアビー編でエリーが今まで行ってきた復讐がどんなものだったのかをプレイヤーに見せられる。

ジョエルが前作で取った行動も裏ではこんなストーリーがあったんだよとノーティに提示された時、俺たちプレイヤーは何を感じればいいのか。

アビーへ感情移入するのか、それともアビーへの復讐心が勝るのか。

 

ちなみに俺は最後の決闘場面。

もうやめろエリー!と思った。

俺はこのゲームを肯定する。

研修が大変

介護職員初任者研修の実務。

周りは女性だけで男性は俺1人だけって、なんだかやり辛い。

実務だから汗だくになってる俺、なのに嫌な顔せずに相手をしてくれる方にめちゃ感謝。

研修を受けに来ている皆さん良い人なんだろうなと雰囲気で何となくだけど分かる。声が優しいし、言い方も柔らかい。

かなり大変だけど、半分まで来たからもう少し頑張ろう、俺。

(実務初日)介護職員初任者研修

今日は介護職員初任者研修の実務の初日、ベットメイキングや車イスの移動、杖をついた人の介助方法などを行った。

生徒は俺以外みんな女性なので少しやりにくさもあったが、利用者側に立つと職員側では分からない事が見つけられるのでとても勉強になった。

講師の人は同じ職場で働いている人だったので少し驚いた( ̄▽ ̄)

元引きこもりの俺の経歴(5)

part5

 

新たに入った4人とも凄く楽しい日々を過ごさせてもらった。

そして、ある職員さんが将来について考えようと個人面談を誘ってきた。

そこの施設の職員さん達の利用者に対する対応、一緒に過ごしてきた利用者さんを見てきて、何か人と関わる仕事がしてみたいと職員さんに伝えたら、車に乗せて色々回って施設を見せてくれた。

生活介護、自立訓練、就労継続支援A型&B型。

そして実際に生活介護でボランティアとして職員さんの手助けをする事になった。そこは中々病状が重い人達がいる所で、脳性麻痺の人も居た。

毎週火曜日に行って、散歩の同行や将棋の相手をしながら利用者と会話をしたりクリスマスパーティーの手伝い等をやらせてもらった。

そこで人に喜んで貰う事の嬉しさや利用者と一緒に何かをする楽しさを知れた、今でもあの時の経験は生きていると思う。

そして、俺もついに施設の卒業の日を迎えたがまだ仕事が出来る心身ではなかったので、何処かに通える所を探してもらった。

そしたら、家から歩いて数分の所にある地域活動支援センターというものがあるのを見つけてきてもらった。

そこはカフェも営業していて、障がいを持った人達も社会の一員として働く場所を提供しているという事で体験を3回ほどしてすぐ通う事になった。

そこは以前の施設とは雰囲気も違く、通っている利用者も全く異なる人種だった。笑

でも、めちゃくちゃ楽しく通えている。現在もそこは通っていて、もう一年以上は経つ。

そこである利用者に出会い、デイサービスの仕事を紹介してもらった!。

でも、そこの施設長が言うには働くのはいいけど何か資格があった方がいいかもねと言っていて、現在は「介護職員初任者研修」という介護福祉を仕事にする人に取っては登竜門と言える資格の取得を目指している。

その資格は少しだけだが障がいに関することも学べるので、今まで関わってきた人達の事も学べてとても楽しい。

 

3年ちょっとで引きこもりからここまで成長出来たのは田川さんや施設の方々など出会ってきた人達のお陰なのは言うまでもない。

その人達に何か恩返しがしたいから福祉の仕事にしようと思ったのかも知れない。すぐ辞めるかも知れないし、何十年と続ける仕事かも知れない。

このブログで何が言いたいかというと、こんな俺でも外に出てこんな仕事がしてみたいという思いになれたのだから、皆も何か見つけられるんじゃないかと思った。

仕事でも趣味でもなんでもいい。

夢中になれるものを見つけたら人生がもの凄く豊かになる。

今は引きこもりでも大丈夫。

一歩踏み出せば、絶対誰かが手を差し伸べてくれる人がいる。

俺はそう思う、そう思いたい。

元引きこもりの俺の経歴(4)

part4

 

そこの施設の方々は職員さんも利用者さんも本当ならいい人達でこんな俺を受け入れてくれた。

王のような風格が漂う方・俺の兄と呼べるような方・TVやアニメにめちゃくちゃ詳しい方・凄く美しく、気さくな方。

本当に楽しくて、充実した毎日をそこでは過ごせた。

コミュニケーションは日々磨かれ、人が好きになっていくのが分かった。

あ、そうそう。このブログを書いていて、年齢はバラバラなのに何故あんなにみんなを好きになったんだろう?、と疑問に思ったので少し考えてみた。

多分、自分は引きこもりというある意味障がいみたいな物を抱えているのに対して、その方々も別の障がいを抱えているのが今思えば仲間意識が勝手ながらあったのかもしれない。ひどいかな?笑

 

楽しい日々はあっという間に過ぎ去り、もう1年が経っていた。

俺以外の人は卒業して行ったけど、また新しい人達が4人入ってきて、全然雰囲気が変わった。

最初の4人と後の4人。

どっちもすっごい楽しかったけど、やっぱり最初の4人の人達と出会えて本当に良かったと思う。

4人の卒業の日は家に帰った後風呂場で泣いてしまった。笑

でもその泣く経験が「俺が人に対して本気で向き合えた」という確認にもなったので、自信にも繋がってると今になっている。

そしてその時から、人に対して何かを上げたいという思いが沸沸と出てきたのかなって思う。

 

続く。

元引きこもりの俺の経歴(3)

part3

 

引きこもり支援センターの方は女性で、名前は田川さん。

最初は訳もわからず区役所に連れてこられたので何が始まるのかとドキドキしていたが、田川さんは俺にただ好きな食べ物は?とか、趣味は?等のありきたりな質問をぶつけて来た。

人と喋るのは嫌だったが、その人とはなんとなくだけど喋っていいような気がして質問に色々答えてしまい、この日から田川さんと週一でお喋りをするという事になった。

最初は対面して話すだけだと緊張するのでブロックスというボードゲームを交えながら会話をしていた。田川さんは俺に対して否定的な事は一度も言わず、ひたすら肯定する事を言ってくれた。

段々気を許すようになって行ってそれから2年の月日が流れたある日、何処か施設に通ってみないかと誘われる。

多分、仕事に向けて対人関係を鍛える為に施設に通ってみないか?という誘いなんだなと思った。俺は10代で死のうと思っていたのだが、田川さんに出会ってこの人なら信じても良いかもと思い、その誘いに乗ってみる事にする。

色々回ってみて、ある施設に通う事になった。場所は言えないが、障がいを持った人たちが通う施設だ。

統合失調症などの精神障害、知的障害や身体障害を持っている人達と会うのは今まで経験がなかったし、人が沢山いる所に通うのも久しぶりだったので最初は戸惑っていたが、田川さんなど沢山の人た達のサポートのお陰でなんとか通えるようになった。

この施設の人達と出会った事でさらに大きく人生が良い意味で変わって行った。

 

続く。

元引きこもりの俺の経歴(2)

part2

 

引きこもり始めてからはネットゲームに夢中になった。

ハンゲーム」という基本無料で遊べるネットゲームのサイトで、主に「チョコットランド」「スペシャルフォース」にハマりまくる。

チョコットランドではクランというのがある。仲間みたいな感じかな。

そこになんとなく居場所があるような気がして、皆が俺を受け入れてくれてるという安心感が俺の心を鎮めてくれていた。

だが時間は残酷な物でどんどん進んでいく。中学卒業の時が来て、高校は通信制に通うことになる。

高校の3泊4日のスクーリングは嫌すぎてほぼ記憶にない。笑

というか正直、中学から高校までの記憶が殆ど残っていないから、当時は生きた屍のようなら感じだったのかもしれない。

高校もなんとか卒業し、仕事をしなければならないという事でハローワークに行けと親に言われる。

だが、長年の引きこもり生活で他人とコミュニケーションなど殆ど取ったことがない俺が仕事など出来るはずもなく、君にはまだ仕事は無理だとハロワの職員に言われてしまった。

でも、その裏で両親が色々動いてくれていたみたいで、区役所に電話をして引きこもり支援センターの方と引き合わせてくれた。

この事がきっかけで俺の人生が大きく変わったような気がする...。

 

続く。